トンキン湾事件

1964年8月2日、アメリカの第七艦隊駆逐艦マドックス号が、北ベトナム魚雷艇の攻撃を受けたとしてトンキン湾を砲撃し、つづいて同4日、再び魚雷攻撃を受けたとして重ねてトンキン湾を砲撃、5日にはアメリカの54機が5時間にわたって、ホンゲイなど北ベトナム要地を爆撃。北ベトナム側はこれをでっち上げとして非難しました。これが事実上、アメリカの北爆の最初となりました。トンキン湾事件の発生にともない、アメリカ議会は同8月7日、米軍総司令官である大統領が侵略阻止に必要なあらゆる措置をとることを認める旨のトンキン湾議決を可決しました。

インドシナとベトナム戦争

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