ホー・チ・ミンの遺言

ベトナム民主共和国大統領のホー・チ・ミンは、1969年9月3日ハノイで病逝し、愛国的革命家としての79年の生涯を開じました。9月九9日、バーディン広場で行われた国葬の時、レ・ジュアン・ベトナム労働党第一書記によって、ホー・チ・ミンの遺言が発表されました。遺言は5月10日に書かれたもので、冒頭にアメリカの侵略に対する全面的勝利と、南北統一の日がやがて来るであろうことについての絶対的な確信をのべた後、団結こそがベトナム労働党と人民の貴重な伝統であること、権力をとっている党は完全な純潔性を保持し、人民の思実な召使いとして奉仕すべきことをのベ、国際共産主義運動の分裂については、良心と理性の要求に合致した方法と、マルクス・レーニン主義とプロレクリア国際主義の基礎の上で団結を回復するよう呼びかけていました。これはすべてのべトナム人の学習文献となっているばがりでなく、ホー・チ・ミンの遺言を守ることが、アメリカおよびその傀儡に対する戦争を勝ちぬく上での最高指針とされていました。

インドシナとベトナム戦争

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